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南アルプス~ユネスコエコパークへ

“南アルプス”の愛称で知られる、山梨、長野、静岡の3県にまたがる山岳地帯が先々月、スウェーデンで開かれたユネスコMAB計画国際調整理事会にて「ユネスコエコパーク」として正式に登録。

南アルプスは正式名称“赤石山脈”と呼ばれ、東西約15キロ、南北50キロに及ぶ日本を代表する広大な山岳地帯。3,000メートル級の13の山々を連ね、国内屈指の多雨多湿地帯で、

世界有数の天然水資源が豊富な地域としても知られており、固有種が多く生息する生物多様性に富んだ、日本を代表する自然環境を有しているのが特徴です。

赤石山脈の白峰三山
*赤石山脈の白峰三山/ウィキぺディア参照

この、ユネスコエコパークとは、ユネスコが1976年に開始した事業で正式名称は「生物圏保存地域」。同じユネスコが登録する世界自然遺産が手つかずの自然をそのまま守り続けることが目的なのに対し、

同パークは生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的に、地域の自然と文化を守りながら地域社会の発展を目指す取り組みとなっている。

ユネスコエコパークは世界自然遺産より歴史が長く、2013年5月現在、世界117カ国621地域、日本5地域が登録されており、今年は南アルプスのほかに、只見(福島県)も新規登録されたとのことです。

北海道の知床などの世界自然遺産は、広く知られてはいると思いますが、ユネスコエコパークの存在そのものは知りませんでしたが、世界遺産に比べ

より前向きな地域発展の可能性を秘めながら取り組める、そんな地域を指定しているとも感じました。

ユネスコエコパークが世界自然遺産より歴史が古いということでも知りえますが、ユネスコエコパークの延長線上に世界遺産という地域がある、

つまりより重要度が高いのが世界遺産ということになるのだろう。

いずれにしても、自然としての希少価値が高く評価されたのですから、非常に喜ばしい朗報であることには違いないと思います。

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タグ:アウトドア/キャンプ/テント
  1. 2014/08/16|
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